えるしあです!
今回は前回にも記事にしたDOP(=Data Ownership Protocol)の新着情報について解説していきたいと思います!
DOPトークンのおさらい
DOP(=Data Ownership Protocol )トークンはユーザーが希望する一部の取引履歴を隠蔽し、個人のプライバシーをコントロールする世界初の選択匿名性機能を持ったトークンです。
ブロックチェーンはその仕組み上、どのアドレスにいくら送金したかはブロックの中に全て記録され、誰でも見ることができます。
この透明性は便利な一方で、アドレスと個人情報が紐付けられるとその人の資産がバレるという危険性を孕んでいます。
DOPトークンは見せたい取引だけを見せることができる機能を持っており、個人の資産を保護するための新たな手段を提供する技術として注目されています!
開発の背景と主要メンバー
DOPトークンの開発者はカルダノ(ADA)の創業者です。カルダノは時価総額ランキングで上位に位置する通貨であり、世界中の大手取引所に上場されています。
今年の1月、彼らはtomiNET (TOMI)というトークンを上場させ、個人の自由・資産の管理・データプライバシーを促進するツールを開発しています。
このTOMIのプライバシーレイヤーをスピンオフさせて、DOPという単独のプロジェクトが誕生した訳です。
DOPの将来性
DOPトークンの主要機能はプライバシーコントロールであり、取引履歴の表示・非表示を自由に切り替えることができます。
また、API連携を通じて外部システムと簡単に連携できるため、個人情報を「見せたい人に、見せたい時だけ」見せることが可能です。
ブロックチェーン技術が生活インフラとして社会に浸透するにつれ、プライバシーをコントロールできる機能の需要は高まることでしょう。
DOPトークンのウォレット隠蔽機能は既に完成しており、今後もさらなる機能拡張が期待されています。
パートナーシップと提携企業
DOPは昨年11月にイスタンブールで開催された「バイナンス ブロックチェーンウィーク2023」のプラチナスポンサーに採用されました。
DOPはバイナンスという世界最大の取引所が注目するトークンとして、世界中の投資家から期待が集まっています。
最近ではイーサリアム創業者のヴィタリック氏もプライバシーの保護について論文を発表しているので、これからの伸びる通貨の要因の一つとしては間違いなくプライバシー保護の観点も焦点になってくるでしょう。
イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は、プライバシーを保護するブロックチェーン・プロトコルが、ユーザーの匿名性と規制遵守の必要性をどのように両立させることができるかを探求する新しい研究論文を共著で発表した。
引用元:CoinPartner
上場予定と相場観
DOPの上場は未定ですが姉妹通貨のTOMIは今年1月に上場し、BybitやGate.ioなどの大手取引所を含む16カ所の取引所に上場を成功させています。
上場のノウハウを持つメンバーが手掛けているため、DOPの上場もほぼ確定といえるでしょう。
運営方針として「BuyBack, Burn」の3Bシステムが導入されており、DOPの利用料でDOPの買い上げ&全額バーンされることで、トークンの価値を上昇させる施策が取られています。
えるしあの考察
DOPトークンはプライバシー保護を重視した革新的な仮想通貨であり、その将来性と実用性から多くの注目を集めています。
今後もWeb3.0の普及と共にその真価を発揮することでしょう。
今後も進捗発表があれば、その都度最新情報をお届けするので、ぜひ注目していてください!