今日はひとつ、面白い暗号資産の話をしよう。
暗号資産に関する法律は時代や国々によってバラバラ。
そこでワシが気になる記事をピックアップしてわかりやすくまとめていこうと思っておる。
第1回目は南アフリカ共和国と暗号資産。現在非常に面白いことになっておるので要注目じゃ。
仮想通貨取引所のライセンス申請が急増
南アフリカの金融セクター行動機構（FSCA）は、仮想通貨取引プラットフォームからの大量のライセンス申請を受けておる。
Lopburi, Thailand/ May 15 2019:Bitcoin , ETH, XRP coin put on Dollar money the background is Logo SEC. Concept Used about news SEC, ETF and digital money.
ロイター通信によるとFSCAは59の申請を承認し、現在も262件の申請を処理中なんじゃと。
これはまさに、南アフリカがアフリカで初めて仮想通貨取引所の認可を開始したことを示しておるじゃろうな。
金融助言・仲介サービス法（FAIS）に基づく規制
報道によると、2023年11月30日までに申請された仮想通貨企業はFAIS法の下で規制されておる。
この法律は顧客保護を強化し、規制当局に強制措置を取る権限を与えておる。
さらに、南アフリカ準備銀行（SARB）金融監視部が監督を行う権限を持っているのじゃ。
規制に対する将来の展望
FSCAのウナティ・カムラナ長官は、既存のFAIS法の枠組みでは解決できないギャップが存在することを指摘しておる。
これらのギャップを特定し解決するためには、将来的に規制枠組みを拡張する必要があるかもしれんなあ。
これらの進行中のプロセスは、仮想通貨の規制環境を進化させるための重要なステップなのじゃ。
仮想通貨規制の進展と政策変更
南アフリカ共和国は2021年に仮想通貨の規制プロセスを開始し、最終的にFSCAによって金融商品と認定されたのじゃ。
2022年の終わりにはSARBが仮想通貨を通貨ではなく金融資産と宣言しおった。
さらには、2023年の2月には南アフリカ財務省が仮想通貨の定義にステーブルコインを含めるという政策変更を発表しておる。
これらの動きは仮想通貨取引の安全性と透明性を高めるていくじゃろうなあ。
けん爺の考察
南アフリカ共和国が仮想通貨取引所の認可に乗り出し、大量のライセンス申請があることわかった。
FAIS法による規制は投資家保護を固めFSCAとSARBがしっかり監督しておる。
ただ、規制の枠を広げる必要があるかもしれんとウナティ・カムラナ長官も言っておる。
仮想通貨を金融資産と定義し直し、市場の透明性を確保しようとする南アフリカの姿勢はアフリカ全域におけるデジタル貨幣の安全な取引と進化を促す大きな一歩となるかもしれんな。
南アフリカ共和国について🇿🇦（豆知識）
人口：約6000万人（2023年時点の推定）。多様な民族グループが存在し、アフリカの中で非常に人口の多い国。
言語：11の公用語が存在し、その中にはズールー語、クサ語、アフリカーンス語、英語などが含まれます。この言語の多様性は、国内の多様な文化的背景を反映している。
宗教：キリスト教が主要宗教だが、イスラム教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、そしてアフリカの伝統的な宗教も広く信仰されている。
気候：亜熱帯気候が主で、地域によって乾燥した砂漠気候から温暖湿潤気候まで様々です。国内の多くの部分で、一年中温暖な気候が楽しる。
経済：アフリカ大陸で最も発展した経済の一つで、金融、製造業、鉱業、農業が重要な役割を果たしている。
金融の格付け：過去数年間で、南アフリカの経済はいくつかの挑戦に直面しており、国際格付け機関からの評価は変動しています。経済の不安定さや政府の財政赤字が問題とされている。
