今回はゲンスラーSEC委員長の思惑が噂されるビットコインETF承認の誤報と市場の混乱について解説します。
ゲンスラーの変貌
元々は「金融とブロックチェーン」に関する研究室室長として、MITで活動していたゲンスラー氏。彼は仮想通貨推進派として知られていましたが、SEC委員長に就任後は、厳格な規制案を提唱し、仮想通貨に対する否定派の立場を鮮明にしました。この急転直下の態度変更が、ゲンスラー氏の行動に常に裏があると疑われる大きな理由です。
ビットコインETF承認の波紋
ビットコインスポットETFの承認は、全ての仮想通貨ホルダーが待ち望んだ重要なニュースでした。この承認が機関投資家からの資金流入をもたらすことが期待されており、実際に承認正式発表の噂が流れた際には、ビットコイン価格が15%急騰しました。しかし、承認発表がフェイクニュースだったと公表された瞬間にビットコインは10%近く暴落し、多くのトレーダーがパニックに陥りました。
暴落の影で富を得た者たち
この価格の乱高下で、ロングポジションを持っていたトレーダーが大きな損失を被りました。世界中の取引所で約7万ポジションが強制ロスカットされたというデータもあります。一方で、この混乱の中で莫大な利益を得たのは、7万ポジション分の証拠金を手に入れた取引所運営者たちでした。推定で総額10兆円ほどの利益を得たとされ、これが俗に言う「価格操作によるロング狩り」です。
黒幕の存在
ゲンスラー氏は、かつて仮想通貨推進派としての立場を持ちながらも、SEC委員長として厳格な規制を提唱する立場に変わりました。この状況から、取引所運営者や他の内部関係者と手を組み、大規模な価格操作を行った可能性が指摘されています。承認前の不自然な情報流出やフェイクニュースによって形成されたチャートの暴落は、計画的な操作の証拠と見られています。
ゆうなぎの考察
この事例から、仮想通貨市場における予期せぬ出来事の背後にある理由を深く理解し、将来に活かすことが重要であることが示されています。また、このような状況を生み出した関係者の存在を知ることで、市場の動きをより正確に予測する手がかりとなり得ます。
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