今回は現在YouTube上で大規模なプレセールローンチが行われている極悪詐欺案件petoshiコインについて解説致します。
Petoshi_ペトシの怪しい約束事
「ペトシ」というゲームは急速に成長している「Blast」ネットワーク上で運営されているとされるNFTベースのペット育成ゲームですが、その基盤はしばしば見かける投機的なトークン形式に類似しており、独自性の薄い既存アイデアの焼き直しに過ぎない印象を受けます。
プレイヤーは自分だけの仮想ペットを育てて戦わせ、交換することでデジタルトークンを獲得するという、過去に多くの失敗に終わった類似プロジェクト同様の新鮮味に欠ける概念を踏襲しています。
$PETおよび$GIFTというゲーム内トークンで稼げるという約束は、過去の失敗した試みとどこが違うのでしょうか。
隠れたリスクと疑わしい期待値
ペトシの中心となるガバナンストークンである$PETトークンに関しては、プレイヤーがゲーム内でペットを購入したり、プロジェクトのガバナンスに投票する際に使用されると説明されていますが、これはプロジェクト全体の価値を代表すると言えるのでしょうか。
ゲーム内での使用目的以外に実際の価値や安定性を保証する具体的な要素が見当たらず、投資家にとっては非常に高いリスクを伴う可能性があります。
また$GIFTトークンについても単なるゲーム内通貨に過ぎず、公式サイトで他のトークンと交換可能という点は市場の動向によっては価値が著しく下がるリスクを秘めています。
過大評価されがちな「Blast」ネットワーク
「Blast」というレイヤー2プロジェクトが現在の仮想通貨市場において注目されている背景には、ETHやUSDTなどのステーブルコインを用いた高利回りの投資機会があるとされています。
しかし、プロジェクト自体のトークンが未発行の状況でこのような高い評価を受けるのは、プロジェクトの実績や歴史があまりに乏しく長期的に健全な運営が行われていくか。という観点においては時期尚早と言わざる得ません。
要するに、メインネット稼働後も実際にこれが持続可能なビジネスモデルであるかどうかの証明はまだ何もされていないという訳です。
根拠の薄い将来性と先行投資への落とし穴
ペトシが掲げる将来性に関する３つのポイントとして、①数億円単位の資金調達に成功したファーミング要素の踏襲 / ②GameFi市場の急成長 / ③SNS連携による拡散効果などが挙げられていますが、それらの考察はあまりにも楽観的すぎると言えます。
これらの要素が実際にプレイヤーや投資家にとって価値あるものであるかは疑問です。
特にトークンが必要とされるゲーム内活動は単にプレイヤーからの出費を促すための仕組みに過ぎない可能性があり、長期的な収益を保証するものではありません。
投資家やプレイヤーはこのような魅力的に聞こえるが根拠の薄い約束に惑わされることなく、慎重な投資判断が求められると言えるでしょう。
YouTubeにてより詳細な解説をしてますので、ぜひ一度ご覧ください👇
